学校が嫌で嫌でしょうがない人へ①

 高校に行くのが嫌で嫌でしょうがない人は、まずその原因を探ってみましょう。

① とにかく勉強が嫌い、授業がつらい。
② 勉強しているのにできなくてつらい。
③ とにかく学校という場所が嫌い。
④ バイトで疲れているのに学校で勉強なんて無理。
⑤ とにかく遊びたい、寝ていたい、何もしたくない。
⑥ 将来が見えず絶望を感じる。
⑦ 先生という人種が嫌い。
人間関係が嫌だ、友達がいない。

などなど。これは単に僕が想像して挙げてみただけです。本当はもっといろんな原因が人それぞれあると思います。この全てに一つずつ答えるのはあまり意味がありません。
とにかく大切にしたいのは授業で意識させている「目的」です。
「なぜ高校に通わなければいけないの?」これは、今の時代になってもっともしっかり考えなきゃいけない。なぜかと言うと、みんなスマホを持っているからです。先生が教えてくれる事は全部スマホが教えてくれます。学校に行かなくても、勉強できるのです。これでは学校に行く目的がわからなくなるでしょう。
 もっと言ってしまおう。高校を卒業すると事ってそんなに価値のあることなんですか?上に挙げた「学校が嫌で嫌でしょうがない原因」を必死に我慢してまで高卒の資格を取る必要はありますか?
先生に欠課時数を管理してもらって、遅刻したら直すように指導されて、授業で勉強しないと勉強をするように強制させられて…結局全て「やらされている」ことですね。極論は「進級・卒業した」ではなくて「進級・卒業させられた」ということになるでしょう。そんな人が、学校に来る意味はあるのですか?もし、卒業したとして、もう先生はいません。面倒を見てくれる人はいないのです。学校で何を得たのか。胸を張って説明できますか?
高卒の資格を持っていれば就職に有利ですか?世の中には中卒で働いて頑張っている人だっています。大学や専門学校に行きたい人は「高卒認定試験」というものがあります。学校に通うのが嫌な人にとってハードルは低いはずです。そこで高卒認定をもらえば、大学や専門学校にだっていけます。
ますます学校に行く目的がわからなくなったでしょう。もう一度聞きます。

なぜ高校にきているのですか?

まずは悩んでください。今まで考えもしなかったのであれば、考えるきっかけになればと思います。今日はこの辺で。