みんなが幸せな社会ってどんな社会?

ある生徒は「将来はいいお嫁さんになる」と堂々と言ってくれます。その子は理想の旦那像まで語ってくれます。前までの自分だったら、「世の中そんなに甘くない。もう少し色々考えなさい」って言っていたかもしれません。

今は「いい旦那さんが見つかるといいね〜」なんて言って楽しく話ができます。この子はきっと幸せな家庭で育ったんだろうなと想像します。理想のモデルが身近にあるわけですね。

西川さんに幸せについて聞くと、「家族と過ごすことが一番幸せだ」と堂々と言ってくれます。とっても家族を大切にしています。そして、それを徹底しているように見えます。僕が指輪をしていないのを見ると、「早く結婚しなさい」と言われます笑

もちろん、人によって幸せは異なりますが、いろんな幸福論がある中でここまで徹底的だとわかりやすい。

「みんなが幸せな社会」の「幸せ」に、上の話を代入すると


「みんなが幸せな社会」=「みんなが家族とより多くの時間を過ごせる社会」


ですかね。もちろん、やりたいことをとことんやるもの幸せ(僕も今はこっちだ…)だけど、なんと言っても、「幸せな家庭で育った子は幸せ」なんじゃないかな。

教員の仕事は忙しい。毎日夜遅く、さらに土日を潰してまで働くのが当たり前では、家族が悲しい思いをする。子どももそれを見て育つ。それが普通になってしまってはいつまでも変わらない。

そうならないために、教員はとにかく仕事を減らす。うまいこと減らす。なんて言ったら怒られますかね。幸せな社会をつくるなら、今すぐ必要なことだと僕は思いますが。僕が「教育をもっとゆるく」と言っている所以です。