暖色と寒色

中学校の美術の時間に「暖色は手前に、寒色は奥にあるように見える。」と習った事を記憶しております。青より赤の方が目に飛び込んでくる感じがする。

赤の隣に青の文字が書かれていても、目立たなくてスルーしてしまう可能性があるということです。

あ、ただそれだけです。


職場の人と色覚シュミレータを使って、遊びました。なるほど、そんな風に見えるのか。という発見。

色覚異常(今は色覚特性とも言います)は知っているけど、どのくらいの割合いて、その人たちはどんな風に見えているかはよく知らない人が多いです。


正常色覚の見え方

1型色覚の見え方(日本人の男性約22人に1人)


逆に、色覚がほかの人よりも、識別できる人もいるそうです。これも色覚特性ですね。この色覚特性はヒトの「多様性」と考えることができます。意思決定をする際に考え方は大切です。

たとえば、夫が色覚異常で、妻が子どもの産み分けをしたという話があります。これは、生まれてくる子どもが色覚異常を持っている可能性があることを知った上での決断です。

これには賛否あると思いますが、すべてはその夫婦が決断したことです。もしかしたら「多様性」を理解すると行動は変わったかも知れません。