話し下手による『学び合い』の「語り」

本日はON先生とかわいいかわいい赤ちゃん先生が授業見学に来てくださいました♪生徒もみんな大喜び。やっぱり、子どもはかわいいですね。みんながハッピーな気持ちになれます。『学び合い』の授業は赤ちゃんも一緒に受けられます!

今日は2年生物基礎の初回の授業です。昨年度「科学と人間生活」で全員授業を受け持ったので、私がどんなことを考えているのかは話をしています。それを踏まえて、何を話ししようか考えに考えた結果、結局まとまらず…口をついてでてくる言葉だけで思いを伝えました。

 

授業終了後、 ON先生と懇談。「『学び合い』を始める勇気がもらえました」とのコメントをいただき、話し下手な自分の語りが踏み出せない方たちに「これでいいんだ!」という気付きを与えられることがわかりました。なるほど、確かにうまい語りだけを見せられたら「私にはできないな」となるのも納得です。

 

色々話をしながら私の中にも気付きがありました。


『学び合い』を始めた約3年前の語りは、本に書いてあるような「型」を真似ていただけで、結局は自分のものになっていませんでした。でも、今は自分の考えていることがすぐに口をついて出てくる。大体の質問にも答えられる。『学び合い』の「語り」は一生懸命準備するものではなく、『学び合い』の考え方を自分のものにした時に、伝えたいことを伝えているだけなのだなと。その都度、気付いたことがあれば全体に話をする。自分のやっている「語り」って単にそれだけのことだったのですね。

 

自分がどんな思いで教師をやっているか。それを話し下手でも一生懸命伝える。それで十分『学び合い』はできます。


スッキリしました。ONさんありがとうございました!