グループ活動:系統樹をつくってみよう
【方法】
① 外から樹木の葉を10種類以上集める。
② 葉にラベルを貼る。
③ それぞれの葉の特徴を表にまとめる。
④ 模造紙に系統樹を描く。
各グループがつくった系統樹です。すばらしい!この系統樹が「正しいかどうか」が大切ではありません。大切なのは、なぜこのような系統樹になったか。その根拠です。
葉を細部までじっくり観察して、どのような特徴が見られるか。様々な葉を見比べて、どこが似ていてどこが違うか。共通点が多い(=よく似ている)もの同士は、枝分かれした年代が比較的新しく、共通点が少ない(=似ていない)ものは分岐した年代が比較的古いことが言えます。葉の特徴は非常に多様ですが、共通点を持つことが実感できたでしょうか?
以下の問いはどのように考えますか?
(1)今回採取した「生物」に共通する特徴は何でしょうか?
(2)今回採取した「生物」は何というグループに分けられるでしょうか?
(3)今回つくった系統樹にヒト、サル、イヌ、ヒラメ、ニワトリ、トカゲ、カエルを加えるとすれば、どのようになるでしょうか?
(4)さらに、カブトムシ、エビ、イカ、タコ、ホタテを加えるとすれば、どのようになるでしょうか?
(5)さらに、アオカビ、マツタケ、酵母、ゾウリムシ、ミドリムシ、アメーバ、大腸菌、乳酸菌、ネンジュモを加えるとすれば、どのようになるでしょうか?
(6)上の問いにあげた全ての「生物」に共通する特徴にはどのようなものがあるでしょうか?
(7)「生物」とは何でしょうか?
(8)「生きる」とはどのようなことでしょうか?