科学と人間生活06 遠近調節・明暗調節

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1.遠近調節を体験しながら、その時自分の眼で何が起きているのかを説明せよ。

 ペンを自分の目の前に置き、そのペンを見つめてください。その時、後ろの背景がぼやけて見えませんか?近い 所に焦点が合っていると、遠くには焦点が合いません。このとき、目の中では、毛様筋が収縮し(縮まり)、レンズが厚くなっています

次に、そのまま背景に目を移して下さい。背景ははっきり見えるようになりますが、ペンはぼやけて見えませんか? 遠くに焦点が合っているとき、近くには焦点が合いません。このとき、目の中では、毛様筋が弛緩し(緩み)、レンズが薄くなっています。

例えば、黒板の文字をノートに写す作業などの時、必ず遠近調節をしています。このように、私たちは自然と遠近 調整をして生きているのです。


2.瞳孔反射を確認する。

 スマホのライト機能を使って、友達の目を照らしてみましょう。または、鏡を見ながら、自分の目にライトを当ててみましょう。※ライトを直接見ないこと

 瞳孔の大きさはどのように変化しましたか?


3.明暗順応を説明できる。

 【解答例】明るいところから暗いところに移動すると、初めは何も見えないが、徐々に物体の形などが見えるようになる。これを暗順応という。

逆に、暗いところから明るいところに移動すると、初めはまぶしいが、すぐにもとに戻る。これを明順応という。